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2009年3月 4日 (水)

大国見山 番外編4 枕詞

(4)枕詞(まくらことば):日本民族が発想した素晴らしい表現方法。
 短い枕ことばであっても、主題の言葉の前につけると、次の主題の言葉の持つ意味をそこはかとなくあるいは力強く、強調・限定・イメージ付けして、主題の言葉の「世界」を豊かに出現させる。ふすまじ、の場合は、あのふすまじのところにある引手の山、ということで景色や場所の画像をイメージさせるとともに、たとえば、ふとんを敷く、を連想させて契りの深さ長さを連想させたり、長い長い山道を御棺を運んで歩いて行く様子がイメージされたりする。例えば、ぬばたまの夜、というと、単なる夜ではなくて、「あの、暗い夜」、それも、あの黒光りするぬばたまの実みたいな美しい漆黒の夜、にあったことだよ、という感じが、様々なイメージが、たった5文字で一瞬にして醸しだされる。今日紹介する歌も枕詞のオンパレード。他に、三十一文字の制限を超えてイメージを拡大する方法として「本歌取り」の方法もある。

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