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2010年9月 2日 (木)

8/22 赤目四十八滝

赤目四十八滝山行記録 /NS
!!!!木陰の滝道は涼しかったぜよー!!!!
「夏は沢 ミンミンゼミに イワタバコ」
日時:2010年8月22日 晴
参加者:OY(リーダー)、TA、TC、SR、NS
時間:樟葉7:57特急~京橋8:17着、JR京橋8:21発~鶴橋8:28着、近鉄鶴橋(赤目四十八滝探勝キップ2130円を買う)8:38発近鉄大阪線区間快速急行青山町行~赤目口9:43着、赤目口10:30発三重交通バス(乗客大勢のためピストン運転で20分遅れ)、赤目滝 10:40着
サンショウウオ館を見てから渓谷に入る。琵琶滝大休止12:30-13:00、四十八の滝の最後の巌窟滝で引き返し。14:30渓谷入口対泉閣旅館の温泉に入ってビールやアイスクリーム。バス15:50、近鉄赤目口16:00-16:50鶴橋―反省会
探勝キップは電車バス代、サンショウウオ館、温泉、入山料などの割引が含まれていてワンダフル。
赤目へようこそサンショウウオ館にて
Photo
記録:
 やっぱり夏は渓谷やね!入口までは暑かったけど、木立の中の滝道は涼しかった! マイナスイオンにどっぷり浸かってきました!
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 私は40年前を思い出して一応水泳パンツを持って行った。あの時は会社の同期のヤツと香落渓に沿って歩きながら暑くなると時々泳ぎ、水泳パンツを麦藁帽子の上に載せて乾かしながら赤目渓谷の上流から入り、滝壺で時々泳ぎながら下った。大台桃の木小屋を下って宮川ダム下流でも泳いだことがあるが、赤目は大台ほど冷たくはなかった。
P1020633
しかし今は「遊泳禁止」が所々に掲げられていて、かつ一人で楽しんでいると皆さんと時間が合わなくなるので断念。残念。私の特技は、どんな衆人環視の中でも30秒で水泳パンツに着替えられるテクニックなんですが。ナニ?単に羞恥心が無いだけ?そうも言えないことはないが。同行者の中には膝までまくり上げて気持良さそうに足浴し、涼しげに流れの中を歩いている某リーダーもおり、これがやっぱり一番手っ取り早い涼感の味わい方だった。
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 行く前に「赤目四十八滝&万葉集」等のネット検索で雑談のネタを探してみたら、ナント、3首あったから、資料を作りプリントして配った。ただし、滝を見るのに忙しくて資料の説明は忘れてしまったから帰りの電車の中で1分で説明。

プリント:赤目四十八滝と万葉集             2010-8-22
1.柿本人麻呂 万葉集巻11-2469
「山ぢさの 白露重み うらぶれて 心も深く 我が恋やまず」 
(白露が重いので下を向いている山じさの花みたいに深い心でずっと恋しています)
山じさ:イワタバコともエゴノキともいわれているようです。
赤目渓谷には、紫色の星のようなイワタバコが群生しているらしい。
2.万葉集巻7-1360詠人知らず
「息の緒に 思へる我を 山ぢさの 花にか君が うつろひぬらむ」
(私は命をかけてあなたを愛しているのに、あなたはあの山ぢさの花が色が変わるように気がかわり愛がうすれてしまったのでしょうか。)
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イワタバコ:イワタバコ科イワタバコ属。山地の湿った岩壁に生える多年草。大きな葉が1~2枚つき、これがタバコの葉に似ていることから「岩煙草」と呼ばれる。夏7~8月、10~20㌢の花茎をのばし、2~20個の紅紫色の花を散形花序に咲かせる。
3.万葉集巻1と巻4、当麻麻呂の妻
持統天皇が692年に伊勢行幸をした時に随行した当麻の麻呂を思って、その妻が詠んだ歌が万葉集巻1と巻4に重複しておさめられている。
「わが背子は いづく行くらむ沖つ藻の 隠(なばり)の山を 今日か越ゆらむ」
(旅している夫は今頃はどの辺だろう。遠く名張の山を越えている頃だろうか。)

というわけで、今回は、季節柄多分咲いているに違いないイワタバコ鑑賞のハイキング!と期待して張り切って行った。最初の発見者には私から1万円を授与すると宣言して(ウソです)歩き出した。幸い3つ目の滝辺りで、あった!!良かった!私が見つけた! 葉っぱは大きいのは20センチ以上あるが花は1センチもなく小さいけど、紫色に橙が混って下を向いて綺麗!清楚!華やか!万葉人の感性は凄い! これを見て、「恋の重荷にうなだれている私みたい」と感じるんだから、人と自然が生き生きと融合して暮していたんですね! 最初あった所から上流にはどんどん出てきて、大きな一枚岩にびっしり群生しているのも何箇所か。7月中旬から咲いていたようで、今は終わりかけで満開の群落はなかったけど。山じさは、エゴノキという説もあるみたいだが、関東東北に比べ奈良県三重県にエゴは少ないような気がするから、やっぱりイワタバコ? 咲きかけから咲き終わりにかけて微妙に色が変わって行くからやっぱりイワタバコでは? と思います。
 3つ目の歌は夫の旅の往きに詠まれたように思いますが、だとすれば、飛鳥を出てまだ一日目か二日目(昔の人は健脚だから天皇の行列でも結構速かったのでは?)なのに、もう恋しがっているんですね。無事で早く帰ってきてほしい!という気持があふれていますね。現代の女性なら、さばさばして、あと3ヶ月位は帰ってこなくていいよ!ってなもんだろうけど?  こういう古代の奥さんは、古来の慣わしを信じて、伊勢往復の間くらいなら夫の結んだ服の紐を解かずに着たまま待っている(旅の安全を祈るために)んでしょうね。

自動焦点カメラでは、経験上、イワタバコの花びらに焦点が合わずピンボケになると思ったから、念のため何十枚と撮ったんですが、案の定。辛うじて見られる数枚を添付します。
岩窟滝から上に行くと、落合などからのバスが紅葉の季節以外は運行していなかったり本数が少ないから四十八滝往復は賢明。「夏は沢」というのも賢い選択。温泉は普通風呂と露天風呂が少し離れているので私は露天風呂だけに入った。日陰があって涼しい?露天風呂。最高!でした!
リーダーさんお世話になりました。ありがとう!

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